2020年8月1日(土)、2日(日)に行われた、アームズラボ主催、SST初級研修「ファーストレベルセミナー」のレポートです。
会場のウイルス対策
今回は新型コロナウイルス対策として
常時換気をし、空気の入れ替え
参加者全員に体温検査
手指消毒、うがい
一定の距離を保った配置
などを徹底しておりました。
参加者の声
Aさん
Kさん
Tさん
佐藤から
今回はコロナ渦の中、換気、手指消毒、ソーシャルディスタンスを徹底し、開催することができました。参加者の皆さん、2日10時間、お疲れ様でした。
また、新たな取り組みとして就労支援の実習先として本研修を設定しました。
対象者は三軒茶屋診療所のデイケアに通っているメンバーさんです。
業務内容は会場設営、清掃、研修受付です。
本人からのコメントをいただきました。
結果、担当者の手を止めてしまい、迷惑をかけてしまったのではと反省しています。
今後はこのようなことがないように、自分の中で一度まとめることを心掛けたいと思います。
また、担当者の方に言われた「言われずとも進んでやれるといい」と言われたこと、今も印象に残っています。改めましてアドバイスありがとうございました。次に実践できるようにしたいと思います。この度は本当にありがとうございました。
三軒茶屋診療所デイケアELM 就労支援担当のOT、Kさんからもコメントをいただきました。
しかし、実習期間中は想定されていた事が起き、課題がより明確になった貴重な時間となりました。
企業側からの視点を得られるのは、働く点においてとても大事な意見だと思います。自身のできているところ、できていないところを明確にすることによって改善点を再度考えられます。今回を踏まえて対策を練り新たな課題に取り組んで行きます。
社会に出て失敗できないことも多々あるかと思います。
企業様のお力を借りながら、本人の課題点に取り組み社会に通用しているのか判断できることは実習ならではの学びではないかと思います。この度は実習を引き受けていただきありがとうございました。また機会がありましたらお声かけいただきたいと思います。
今後、障害者雇用の枠が拡大されていくことが決まりました。しかしながら、それに伴って実習先が準備されているわけではありません。
就労支援において、実習が必須ではないかもしれませんが、そこでしか学べないことがあるはずです。
そのような課題を抱えている就労支援の現場の一助になればと思い、今回の取り組みになりました。
コロナ禍で研修が頻繁に企画できるわけではありませんが、関心がある方はぜひお問い合わせください。